過去の自分と向き合う:うつ病との戦いの始まり
こんにちは。みゃーもブログへお越し下さりありがとうございます。
今日は、私がうつ病と診断されてから現在回復期に至るまでの事と、現在の様子を執筆いたします。
ここまでの経過をご存知でない方は、コチラの記事(仕事の脳疲労からうつ病になった経緯)に目を通していただければ幸いです。
視線の向こうにある恐怖
他人と距離をおいた理由
どこにいても何をしていても、他人と目を合わせることが苦痛になり、あえて目を見ませんでした。目は、人の感情を表すので他人の感情に巻き込まれたくない思いからではないかと思っています。
他人のちょっとした言葉に必要以上に敏感になり怒りや悲しみを感じていました。
私の場合、職場の上司が代わったことと通勤が遠方で疲労が蓄積されていたこと、猛暑であったこと、新しい事業所への配置などが重なり、勝手に涙が出てくるようになりました。つねに疲れが取れず、イライラしており、新しい上司に攻撃的になったり、どんどんエスカレートしていきました。
自分が休養を要する病気だとは気づけませんでした。
そして、私のことなんて誰もわかるはずがないと・・・・・
自分だけの静寂
仕事から離れ、自分だけの時間をたくさん得ることができ、体と心の疲れに初めてゆっくりと向き合いました。
どれだけ、自分をないがしろにしてきたか、わかりました。私は、自分だけの世界の中で漂っていました。漂っていたということは、なにも考えられなかったということです。集中力がなくただぼんやりしていました。次第に、読書を20分程度ならできるようになってきました。
家族や恋人との連絡を絶った2ヶ月間
「うつ」と診断されてからは、家族・知人・友人それに恋人との連絡も絶ちました。
恋人への返信を考える事ができない。会う約束をしても体調が悪ければドタキャンになるだろうと考えると何のアクションも起こせなくなりました。会って何を話そうかと考えると何も浮かばない。
うつ病のことをどれだけ彼は理解できるだろう。きっと甘えとしか受け取らないだろう。
そのように勝手に思い込んでいました。そして、今も連絡をすることができません・・・
後日追記→この記事執筆後、連絡をとることができて、気分転換に彼と神社参拝に行ってきました。
妹、弟、親戚、高齢の両親、、、みんなと連絡を絶っていました。
しかし、休養に入り2ヶ月が経過した頃、親や辞めた職場に電話することができました。(用件があったのでできたのかも知れません)
うつ病の回復過程は、時に非常に緩やかで目に見えにくいものです。しかし、日々の中で少しずつ感じる小さな変化が回復の兆しであることを実感しました。
回復の兆し:小さな変化に気づく
小さな一歩、再びのつながり:久しぶりの親との電話
私の場合、まず最初に気づいたのは、実家や職場に電話ができたことです。それまでは、電話やメールそのものが辛かったのですが、徐々に外部と連絡が取れるようになりました。これは私にとって大きな進歩でした。
「元気にしてるんか?」と父。
「うん。元気やで。」と私。
親には、うつ病であることを話していません。
高齢の親に心配をかけたくないからです。
賛否両論あるかと思いますが、話さない道を選択したほうが、今の自分の気持に負担がかからないのです。
日によって人との交流ができる時とできない時があり、調子は予測がつきませんが、自分を責めずに過ごしていければいいかなと考えています。
回復への光が見えた瞬間
また、日記に毎日の小さな出来事や感情を書き留めることで、あとから振り返ると自分の感情の変化が一目瞭然になります。例えばある日、「今日は散歩に行けた」と書いた自分に驚きました。散歩は以前の私にとって億劫なことでしたが、少しずつ外に出る楽しさを感じるようになったのです。
こうした小さな変化に気づくことは、回復の過程で非常に重要です。焦らず、少しずつ進んでいくことが大切であり自分を許すことも忘れないようにしています。
自分の体や心が少しずつ元気を取り戻していく様子を見守りながら、焦らず前に進んできたいと思えるようになりました。
新しい自分の発見:これからの回復期では「認知行動療法」で自分を知っていく。
先日、本屋さんに立ち寄ると「マンガでやさしくわかる認知行動療法」という本が目に止まりました。
パラパラと見て、マンガなら負担なく読めそうだと思い、購入しました。
認知行動療法の存在は知っていますが、このように書籍で学んだことがないことと、自分自身の不安やイラ立ちにはパターンがあるように思い、どうにか改善できないものだろうか・・・と思ったのです。
読んでみて、実験する価値はありそうだと思いました。
さっそくその日の夜から、本で得た知識の一部を私なりにアレンジして使ってみました。
布団に入ったあと眠れず、「なぜ眠れないのか考えるメリットとデメリットって何だろう??」と考えたのです。
眠れない理由を考えたところで答えが見つかるわけではない。(デメリット)
理由を考えないほうが眠れそう。(メリット)
と考え、その日は昔ながらの羊を数える方法で寝ました。
こういった少しの成功体験の積み重ねで自信を取り戻してきたと思います。
まとめ
私は今、日中誰と話すこともありません。
息子は仕事に出ており夜にしか帰ってきません。
だから、この場で、発信したいと思いました。
つたない文章で見苦しいところがあるかと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございました😊
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