高校生の息子がタバコを吸っている現場を押さえました
今回は、私の息子が高校生のころの忘れられないエピソードをお話したいと思います。
私の家はマンションなのですが、ある日の夕方帰宅して、1階エレベーター前に、一人の男性が立ってる事が遠目でわかりました。
徐々にエントランスに近づくと、その男性はタバコを吸いながらエレベーターの到着を待っているようです。
背格好が息子と似ているな・・・と思い、更に歩みを進めると、私の足音に気づいたその男は私と反対方向の出口から出ていったのです。
「息子だ」と確信したので後をつけます。そっとのぞくと、手前におしりだけ残して前方の角から右方向を確認している息子の姿が・・・
その時、母は・・・
少し笑えましたが、キリッとした声で「何してるの」と背後から声をかけます。
もう抗えないと諦めた息子。抵抗するでもなく、何か話すわけでもなく、うつむくわけでもなく。
「あんた、タバコ吸ってなにしてんの。タバコって肺癌のリスクあるし、お金もかかるし何一ついいことないいんだよ!!!」と叱り飛ばしました。外でも恥ずかしいなんて言ってられなかったのです。
その後の経過
後日、夕食をとっている時に「〇〇(息子の名)、あれから吸ってないでしょうね」「〇〇のお尻だけ見えてたときは笑ったよ」と雑談しました。
すると息子が「友達が、おかあさんが怒ってくれるだけありがたいやんって言ってた」と言うのです。
今は、家で高校生の息子が吸っていても、タバコを許容している親もいる様子です。
思いも寄らない言葉に驚き、叱ってよかったと思いました。
叱ってほしい子どももいるのではないでしょうか。
子どもに遠慮せずにもっと叱ったほうがいい。
そんな息子は、高校を卒業し、働くようになってからは吸っていましたけどね笑
現在は電子タバコを吸っているようです。
身体に悪いことと、副流煙も周囲の人に迷惑だし周囲の人の健康も害することを話しています。
それに、お金もかかりますしね。
まとめと日本の喫煙率
令和5年「国民健康・栄養調査」の結果
喫煙に関する状況
・現在習慣的に喫煙している者の割合は15.7%であり、男性25.6%、女性6.9%。直近10年間で男女とも有意に減少(21頁)。
・受動喫煙の機会を有する者の割合は、平成20年以降有意に減少(24頁)。
引用:厚生労働省ホームページ(たばこと健康に関する情報ページ)
厚生労働省の調査結果からもわかるように、令和5年の資料ですが、男性の1/4、女性の約1/16の人口が喫煙しているとのこと。
紙タバコだけではなく電子タバコも含まれていると考えられますが、それでも男性の1/4って多いと私は感じます。
なぜ吸うのか息子に聞くと、特に意味はない様子。でも、なにか特定の食べ物(例えば天下一品のラーメン)を食べたあとのタバコがめちゃくちゃ美味しい・・など非喫煙者にはわからないゾーンがある様子です。
こうなると中毒ですよね・・・
タバコは、世界保健機構でも注意喚起されている、健康被害の大きいものです。
健康被害、金銭面の被害があまりにも大きいです。
意見を押し付けるのではなく、私はこう考えているという感じで、周りの人に話してみることも大切だと思います。
子どもが小学生、中学生、高校生の息子の場合、きちっと叱りましょう。
息子を一人で育てていく中で、思春期には、喫煙問題以外にもイジメや学業不振、怪我など悩まされることも多かったです。
これらも、振り返ると私に足りないところを見せてもらった。修行だったと思っています。
子育ては、親育てとも言います。
これからも、負けずに進んでいきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
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