2025年問題も目前となりましたね。
2025年問題とはどのようなものなのでしょうか?
日本の人口の年齢別比率が劇的に変化して「超高齢化社会」となり、社会構造や体制が大きな分岐点を迎え、雇用、医療、福祉など、さまざまな分野に影響を与えることが予想されることを指します。高齢者が増え、若者が減る。介護と仕事の両立もその問題のひとつです。
いざ、親が施設に入ることを選択したとき、一体どこを選べばいいのか、非常に迷うところです。
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経済的問題、親の性格(集団生活に馴染めるか)、身体的問題、、、
私は高齢者施設で仕事をしてきた者として、知られざる施設の人的、
物理的環境問題についてお伝えしたいと思います。
その施設の良し悪しは、実際に入居してみないと見えてこない部分が多いと思います。
ミスマッチだった場合、入居数ヶ月で退去される方もみてきました。
そうなると余計な時間、お金がかかりますよね。
後悔しない介護付き有料老人ホームの見分け方
介護付き有料老人ホームの特徴
- 要支援1以上の方が入居可能です
- 入居者3人に対して介護職員1人が配置されています
- 入居者30人までは看護職員1人が配置されています。31人以上の施設には
看護職員2名が配置されています。 - 月額利用料は大体25万円くらいが今まで見てきた中で多いです。
- 入居金はキャンペーンで0円のところもあれば数千万円のところもあります。
私は入居金が20万円の施設、450万円の施設、2500~3000万円の施設に
看護職員として努めた経験があります。 - 介護保険をすべて施設介護で使用するので、
外部のデイサービスなどの介護保険適用のサービスを受けることはできません。
必ず、見学にいきましょう
- 可能であれば、お試しで昼食を提供してもらいましょう。
ご自身の親が、毎日口にする食事がどのようなものか確認してください。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たく提供されているかチェックしましょう。 - 訪問したときに職員さんから「こんにちは」など
挨拶があるかどうかも大きなチェックポイントです。 - できれば、アクティビティ(レクリエーション)が行われている様子を見学しましょう。
入居説明では「レクリエーションを毎日やってます」「カラオケやってます」
など言っておきながら、現状はなにもやっていない施設もあるからです。 - 掃除が行き届いているか注意して見てみましょう。
これだけは必ず質問すべきこと
- 介護福祉士の割合:介護福祉士は国家資格で介護のプロです。
介護は無資格でもできないことはありませんが、無資格の介護職員さんが多い施設は、
良い人材が来てくれない=介護の質が悪いことが多い印象です。 - 人員配置の内容:入居者3人に対して介護職員1人が配置されることが
介護付有料老人ホームの規定です。人数はクリアしているけれども、
中には看護職員、ケアマネージャーも0.5人として換算されている場合もあります。
そういった施設の場合、看護職員やケアマネージャーは専門職としての仕事と兼任しているので
、どうしても介護に関わる時間が制限されてしまうときが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
介護付有料老人ホームを選ぶときに、大事なことは、実際に見学に行き、食事を食べてみたり
レクリエーションを見学させてもらうことです。
職員さんの態度を観察しましょう。挨拶もないような施設では、安心してご両親を預けることは
できません。
3:1の人員配置はすべて介護職員なのか、専門職が含まれているのかも確認しましょう。
質の良い介護を受けるためにも介護福祉士の割合を質問しましょう。全員無資格の施設は、やめておく
ことを強く勧めます。
お互いがwinwinの関係を築くことができる施設を選択できれば、幸せですね☺☺
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