こんにちは。訪問看護師のみゃーもです。
2025年の【超高齢化社会】がそこまで近づいてきました。
老親の介護が必要になったとき、介護をする側の年代は、おそらく40~60代でしょう。
40~60代といえば、仕事上まだまだ現役です。
仕事を持ちながら、介護もしなければいけないとなると、本当にしんどいと思います。
みゃーもナース
私は、これまでいろんなご家族を見てきましたが、家族の形態(同居、別居、遠方、介護する側が既婚、未婚、仕事の有無などなど)があり、これが解決策!!!といった魔法のようなものはおこがましくてお伝えできません。
ただ、介護でお悩みの方に、少しでもお役に立てると嬉しいです🤗
それでは、メンタルの保ち方を中心にお話していきますね。
老親の介護で心のバランスがとれなくなったときの対処法
小さな時間を見つける
- マイクロブレイク:1日数回、数分間の短い休憩を取る。深呼吸や軽いストレッチを行う。
- ルーティン化:朝や夜の数分間を自分のために使う習慣をつける。例えば、寝る前の読書や朝の軽い運動。好きな飲物をゆっくり味わう。5分間でも意外と長く感じますよ🤗
社会資源を使ってみる
- 介護サービスの利用:訪問介護やデイサービスを利用し、介護負担を軽減する。
まず、介護認定を受けましょう。
介護認定の受け方がわからなければ、市役所に問い合わせましょう。
家族や友人に話してみる
- 家族の協力:兄弟姉妹や親戚と協力して介護の分担をする。
1人で抱え込まないようにしましょう。 - 友人の支援:友人に話を聞いてもらうだけでもストレスが軽減されます。
自分だけの時間を確保する
- 趣味の時間:可能であれば、週に1回でも趣味に没頭する時間を作る。
- リラクゼーション:瞑想、ヨガ、深呼吸など、リラクゼーションのための活動を取り入れる。
- スケジュールの見直し:一日のスケジュールを見直し、無駄な時間を減らす。
例えば、ネットスーパーやUber Eats、時短家電の利用など。 - 優先順位の設定:最も重要なタスクに集中し、他のタスクは後回しにする。
やることリストよりも、やらないことリストを作るのも効果的です。
自分の健康を軽視しない
- 運動:定期的な運動はストレス解消に非常に効果的。
短時間でもウォーキングやストレッチを行う。 - 栄養:バランスの取れた食事を心がける。ストレスを感じるときほど、食生活に気を配る。
あまり神経質にならず、思い切り好きなものだけを食べる日も作りましょう。 - 睡眠:質の良い睡眠を確保する。寝る前のリラックス時間を大切に。
寝る前は、あれこれ考えないようにしましょう。
感情を溜め込まない
- 日記を書く:日々の感情やストレスを日記に書くことで、心の整理がつく。
苦手な方は、職場でいらない紙になぐり書きして、捨ててもOKです🤗 - 芸術活動:絵を描いたり、音楽を聴いたりすることで感情を表現し、ストレスを解消する。
- 自己認識:自分の限界を認識し、無理をしないようにする。
まとめ
1️⃣朝晩、仕事中、介護中でも小さな時間を作って、リフレッシュする。
2️⃣兄弟や家族がいれば、協力を依頼する。
3️⃣友人や家族に話を聞いてもらう。「しんどい」と話すことは愚痴ではありません。
4️⃣1週間に1回でも自分の趣味を楽しむ。
5️⃣社会資源を活用する。
みゃーもナース
自分ではまだ大丈夫だと思っていても無意識のうちに疲れは蓄積します。
自分をいたわりつつ、時間の工夫をし、抱え込まずに誰かに相談しましょう。
あなたは一人ではありません!
一緒に介護生活を進んでいきましょう🤗
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